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新着案内ついでに日記

20 August

8月の新着更新お休み致します

大変恐れ入りますが今月の新着更新はお休みさせて頂きます。
来月にはまとめて少し多めに更新できる様、
鋭意準備中ですのでご了承くださいませ。

溶連菌感染から、
中々本調子にならなかった7月も終わり、
体調も漸く回復。
母の炎症反応も治まり、
容態も落ち着いたので、
8/4(金)に退院。
前回のブログにも書いたように、
病院側の見解としてはもう経口摂取は無理ではないかという事で、
退院するという事は看取りを覚悟するという事だ、
というように言われ、
往診の先生も、
年齢も年齢だし、
流石にこれまで二回の入院から復活したようにはいかないかもしれないと、
散々脅かされての退院となった。
とはいえ、
このまま指を咥えて眺める訳ではなく、
往診の先生も訪看さんもケアマネさんも、
色々と手を尽くしてくれ、
退院に先駆け、
痰の吸引器のレンタルを開始し、
入院時に食事をした後に炎症反応が出て、
誤嚥性肺炎になりかかった事で、
病院側は食事が原因とみて、
それ以降は入院中は点滴のみになっていたので、
退院の日には、
嚥下の状態を見てくれる訪問リハビリの言語聴覚士(ST)さんも、
往診の先生が手配してくれ、
まずは経口摂取できるかをチェック。
相変わらず中々口を開けてくれず、
STさんも苦戦。
更に訪看さん二人、ケアマネさん、往診の先生も来訪し、
母の飲み込みを注視。
大勢に見守られるプレッシャーの中、
それでも何度か飲み込みをしてくれ、
嚥下の状態をチェック。
姿勢、顎の角度、飲み物のとろみの目安等を教わり、
訪看さんからは吸引器の使い方を習いと、
退院の日は慌ただしく過ぎる。

これまでは座椅子に座っての食事だったが、
ソファの上の方が姿勢や顔の角度的にはベストという事で、
ソファに座らせ水分補給を試みるが、
実はソファに座らせるために担ぐのが、
一番腰に負担が掛かる。
退院のその日に早くも右腰を痛めてしまい、
翌日からは腰痛との闘いも始まる。
一日の水分摂取の目標の目安として、
エンシュアH二巻(合わせて500ml)、スポーツドリンク500ml、
エンシュアHは250ml中190mlくらいが水分なので、
大体、水分量が900ml、栄養が700kclというのが、
母の体型における合格点という事で、
とはいえ一週間、口から飲み物すら取っておらず、
ましてや入院前から口をすぼめ、
経口摂取を拒否していた母なので、
まずは目標量に近づける事と、
何しろ誤嚥しないように細心の注意をしつつトライ。
矢張り中々口を開けてくれないが、
それでも親子だからこその、
半ば強引な手法も駆使した、
閉ざされた口の隙を突く吸い飲みの差し込みを行う。
口の中に飲み物が入ってしまうと、
吐き出す事も無く、
また入院前程には辛そうな顔も少なくなり、
少しずつ少しずつ時間をかけて水分を補給。
またソファに座ると眠ってしまい、
眠ったままで水分補給は、
それこそ誤嚥が怖いので、
地べたに座らせ、
後ろから抱え込むように身体を支えて、
眠らない様にしながらの水分補給という、
これまた親子だからこその手法も生み出し、
少しずつ補給量を増やしていく。
退院からしばらくはオムツパッドの尿量も少なく、
色も赤黄色く嫌な色合いだったのも、
少しずつ改善。

8/7(月)にSTさんが再度来訪した時は、
この土、日で編み出した手法や、
嚥下の状態等を見てもらい、
この調子で水分補給できていけば問題なしと、
お墨付きを貰い嚥下リハビリは一旦終了。
それではと翌火曜日からデイにも復帰。
木曜はいつもはお泊りだったが、
まだお泊りは怖いので、
通いだけにしたのだが、
火、水と順調だったデイでの水分補給が、
木曜はできずに帰宅。
以降は日中あまり水分補給できないようなら、
早めに家に帰してもううようにしてもらう。
流石に早退あり、泊まりなしでは、
介護する側の自分が大変なので、
これまでお休みだった土曜と月曜を、
日中は家で、
夜だけお泊りという形にしてもらい対処。
家で十分に水分&栄養補給した後に送り出すようにして、
ここ数日はやっと早退も無くなり、
一日の水分摂取も900mlを常に超えるようになり、
栄養も700kcl以上、取れるようになっていて、
トイレでの便通も問題なくできて、
後は食事をしてくれるかどうかというところまで到達。
今は区分4というレトルトの介護食を出しても、
一口、二口で終了してしまい、
それでもヨーグルトやプリンは結構食べるようになってきているので、
もう少ししたらエンシュアHだけに頼らない、
栄養補給もできるようになるのではと思っていて、
そろそろ自分も仕事を通常モードにできるか、
これまでは突然の早退等もあったので、
Amazonの出品も長らく停止したままだったのも、
そろそろ元に戻し、
遅々として進まなかった新着更新準備も
通常モードで再開し、
来月こそは新着更新致しますので、
今しばらくお待ちくださいませという、
長い長い更新お休みの言い訳でございました。

何はともあれ、
まだまだ一山、ふた山あるかもしれないものの、
母が復活した事を喜びつつ、
入院していた病院の担当医には
「見たか!母ちゃん、復活したぜ!!」と言いたい気分。
12:49:33 - sammartino - - TrackBacks