１．忌野清志郎＆２・３'S 「ミュージック・フロム・パワーハウス」
２．大貫妙子　「Shooting Star In The Blue Sky」
３．ゴーグルエース　「セコハン・ラヴ」
４．小島麻由美　「セシルのブルース」
５．サンディー　「MERCY」
６．サンディー　「サンディーズ・レムリアン・ハート」
７．ジャジー・アッパー・カット　「ジャジー・アッパー・カット」
８．ストロオズ　「サマーショット」
９．SPIRAL LIFE　「Greatest Hits」
１０．ビブラストーン　「エントロピー・プロダクションズ」
１１．東京スカパラダイスオーケストラ　「ワールド・フェイマス」
１２．灰田勝彦　「ベスト」
１３．ザ・ハイロウズ　「リラクシン」
１４．真心ブラザーズ　「B.A.D.(Bigger And Deffer)〜MB's Single Collection」
１５．柳ジョージ＆レイニーウッド　「軌跡?」

以上、本日の追加分です。

再生確認などと書くと仕事っぽいが、
所詮はただの音楽好き故、
曲目表を作成したり、
コメント文を考えつつも、
再生確認の一期一会を楽しんでいる毎日。
（そんな事だからいい歳して貧乏生活なんだ！という声には、
敢えて耳を傾けず。）

山下達郎のラジオで初めて聴いた
灰田勝彦の「東京の屋根の下」は素晴らしく、
その後購入した
「東京の屋根の下」や平野愛子の「港の見える丘」が収録されている、
昭和２０年代の歌謡曲のコンピレーションＣＤは、
今も良く引っ張り出しては聴いている愛聴盤である。
そんな訳で今回入荷した灰田勝彦のベストは、
再生確認一度だけとはいえ、
聴くのを非常に楽しみにしていた。

と、ところが．．．。

収録されているのは、
戦後まもなくの混沌とした世の中を照らし、
音は悪くとも、
時代の空気もろともSP盤に刻み込まれているようなオリジナル音源ではなく、
後々、録音し直した再録ヴァージョンではないか(怒）！！
スリーヴには歌詞のみの記載で録音データ等は一切無し。
帯無しで入荷したため、
帯に再録ヴァージョンのベストという記載がされていたかどうかは判らないが、
詐欺にあったような気分。

学生時代に中古で購入した国内盤アナログの、
ハーマンズ・ハーミッツのベストも酷かった。
後に知ったが、
再録の上に、歌っているのはリード・シンガーのピーター・ヌーンではなく、
バンドのベーシストだという珍品といえば珍品だが、
すぐさまレコード棚奥に仕舞いこまれたのは言うまでも無い。
また友人から貰ったサム＆デイヴのベストも再録ベストで、
キングが国内でリリースしていたセヴン・シーズというレーベルから出ていたベストの中には、
この手の詐欺的ベストが多く、
もう騙されんぞと思っていたのに、
日本人アーティストでも、
この手のベストがあったのかと不覚。
深く反省。