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新着案内ついでに日記

9月21日新着CD

1.ハーブ・エリス 「マン・ウィズ・ザ・ギター」
2.LOUNGE LIZARDS 「Live In Berlin 1991 Vol.?」
3.SEX MOB 「Din Of Inequity」 
4.ラルフ・ピーターソン 「V」
5.リニー・ロスネス・トリオ 「フェイス・トゥ・フェイス」
6.CHIELI MINUCCI 「It's Gonna Be Good」
7.DAVID SANBORN 「Another Hand」 
8.ジェフ・ローバー 「ワース・ウェイティング・フォー+2」
9.ジョン・海山・ネプチューン 「KITE 凧」
10.リー・オスカー 「ハーモニカ日和〜プレイ・スタンダーズ」 
11.MARCUS MILLER 「M2」
12.RICHARD ELLIOT 「Chill Factor」
13.TOM COSTER 「The Forbidden Zone」
14.TOM SCOTT 「Night Creatures」 
15.TOM SCOTT AND THE L.A. EXPRESS 「Bluestreak」
16.Kiyoshiro meets de-ga-show 「Hospital」
17.V.A. 「メモリーズ・オブ・ビル・エヴァンス」
18.カサンドラ・ウィルソン&ジャッキー・テラソン 「テネシー・ワルツ」
19.ルイ・アームストロング 「サッチモ・シングス・ディズニー」
20.ルー・ロウルズ 「アット・ラスト」

以上、本日の追加分です。

昨晩、深夜に
WOWOWで映画「女番長・野良猫ロック」を放映していたので、
冒頭の和田アキ子による主題歌を聴きたくて見始めたら、
そういえばモップスが歌うシーンもあったな、
オックスも出てたな、
最後の方にはアンドレ・カンドレ時代の井上陽水も出てたっけと、
最初の30分くらいだけ見るつもりが、
結局最後まで鑑賞。
ストーリーは他愛無いし、
突っ込みどころ満載な映画で、
何も最後まで見直すほどの映画でもないのだが、
70年代の若者文化を捉えた日本映画というのは、
独特の空気感が漂っており、
どうにも引きつけられてしまう。 

中学生の頃に、
クラスメートの家に男数人で泊まりに行った時のこと。
その頃はエロ魂満開の思春期真っ盛りで、
この日の晩の目的は、
テレビ東京の夜にやっていた「独占おとなの時間」と言う番組を、
親に隠れてコソコソと見るのではなく、
仲間達と堂々と見る事と、
夜中に自販機でエロ本を買いに行くという、
二つの大きな目標を持って集まった、
何とも可愛い中学生であったのである。
その番組を今か今かと待ちわびている中、
新聞を見ると、
映画「八月の濡れた砂」を放映している事を知る。
日活映画の「八月の濡れた砂」という文字を見つけた我々が、
快哉を叫んだのは言うまでもない。
当時は藤田敏八監督による70年代青春映画の傑作等とは露知らず、
日活=にっかつロマン・ポルノとしか連想できないような
間抜けなローティーンの若人達は、
「日活」と「濡れた」の文字だけで、
もう前のめり状態となり、
チャンネルをその映画へと合わせた訳である。
「独占 おとなの時間」の前座としては何ともハマリ役であると、
期待して見た映画は、
当然それほどイヤらしいシーンは無く、
一堂、大ブーイングだった訳であるが、
自分としては、妙にこの映画に引っ掛かるものも感じており、
久々に見た「女番長・野良猫ロック」を見て、
この時代の映画の持つ、
独特の雰囲気の魅力に触れた最初の体験は、
あの時皆で見た
「8月の濡れた砂」だったのだなと、
ふと懐かしい牧歌的な時代を思い出してしまった次第。



posted at 18:02:32 on 09/21/07 by sammartino - Category: 新着

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