オンライン中古CDショップ サンマルチノ 日記
新着案内ついでに日記

2012年 3月 2日新着CD&発送お休みのお知らせ

1.KEB' MO' 「Keb' Mo'」
2.OLU DARA 「Neighborhoods」
3.レイクサイド 「パーティ・パトロール」
4.パーラメント 「ライヴ!!Pファンク・アース・ツアー」
5.THE TIME 「The Time」
6.ANTHONY HAMILTON 「Ain't Nobody Worryin'」
7.ボビー・ウーマック 「復活」
8.CURTIS MAYFIELD 「New World Order」
9.DAVE HOLLISTER 「Things In The Game Done Changed」
10.EUGENE WILDE 「How About Tonight」
11.HOWARD TATE 「Rediscovered」
12.SAM COOKE 「The Best Of Sam Cooke」
13.ショーン・ギャレット 「ターボ919」
14.アンジェラ・ボフィル 「恋のひらめき」
15.BRENDA RUSSELL 「Get Here」
16.CHERRELE 「The Woman I Am」
17.INDIA. RIE 「Testimony: Vol.2 Love & Politics」
18.MELBA MOORE 「Soul Exposed」
19.ジャクソン・シスターズ 「ジャクソン・シスターズ」
20.EN VOGUE 「Soul Flower」
21.THE ISLEY BROTHERS fearturing RONALD ISLEY 「Mission To Please」
22.MAZE featuring FRANKIE BEVERLY 「Silky Soul」

本日、ソウル/ファンク・コーナーの新着&再入荷を、
計22枚アップしました。
どうぞよろしくお願い致します。
また誠に勝手ながら
3月3日(土)、
3月5日(月)の2日間、
全ての発送をお休みさせて頂きます。
相変わらず週休2日のような、
個人商店にあるまじき休みの多さで、
ご不便をおかけして申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

某音響メーカーに勤めていた父親の関係で、
家には子供の頃から、
大層なステレオと、
僅かながらアナログ盤等もあり、
アナログはほとんどが自社のサンプル盤が主だった訳であるが、
中にはベンチャーズの4曲入りEPとか、
モンキーズのベスト盤等、
何故か父が勤めていた会社以外のレコードもいくつかあった。
モンキーズのベスト盤は、
『ゴールデン・ベスト』という国内盤の2枚組で、
モンキーズ 『ゴールデン・ベスト』
中を開くと赤地に黒字という、
読み続けると目がおかしくなってしまうような色合わせで、
解説と歌詞が載っていたのだが、
しかしながら肝心の中味は、
一枚は民謡の盤と入れ替わっていて、
もう一枚もかなりの疵盤で、
レコード針が悪くなってしまいそうなイメージがあり、
プレイヤーに乗せた事はなかった。

このモンキーズのベストのジャケットのイラストを、
田名網敬一が手掛けており、
昭和40年代に小学生だった自分は、
図書館にあった岩崎書店の『エスエフ世界の名作シリーズ』で、
その独特の画風を幼くして知っていたのであった。
そこでこのモンキーズのLPのジャケットを指差し、
父母にこれ「SFの絵と一緒!」と無邪気且つ得意気に言ったのであったが、
父母から「何?エスエフ?エスエフって何?」と何度も執拗に訊かれる羽目に。
「エスエフはサイエンス・フィクションの頭文字をとってSFというのであって、
日本語でいうところの空想科学小説であるのだよ。」
等と小学生低学年の自分は偉そうに説明はできず、
「エスエフはエスエフだよ!」と言い放ったのであるが、
後で思い返してみて、
あの時両親はSFという言葉を知らず、
恐らくSMと勘違いしていたと思うのは、
あの執拗だった問いかけを思い返せばこそ。

以上、また以降も、
要は元モンキーズのデイヴィー・ジョーンズの訃報を聞いて、
昨日ツイートした内容を、
ブログ用に大幅加筆した焼き直しなので、
ツイートをチェックしている方はまたか!
と思われるやもしれぬものの、
暫しのお付き合いを。
その後、中学生になりビートルズにはまり、
リアルタイムのニュー・ウェイヴやAORやディスコやらの洋楽を、
ラジオやテレビでチェックしつつも、
自分が購入するアルバムはビートルズにストーンズ、フーと、
60年代デビュー組中心だったこともあり、
TBSで夕方『モンキーズ・ショー』が再放送されたのは、
嬉しかったのなんの。
記憶が定かではないが、
前後してコダックのCMでモンキーズの「デイドリーム・ビリーヴァー」が使用され、
コダックのCMはその前にママス&パパスの「夢のカリフォルニア」も使用しており、
60年代回顧派だった自分は、
時折ブームタウン・ラッツやポリスに浮気しながらも、
60年代路線に拍車をかける事となったのである。
『モンキーズ・ショー』の再放送を喜んだのは、
何も自分の様な奇特な60年代回顧派だけでなく、
それまで洋楽など見向きもしなかったクラスメートが、
モンキーズの再発アルバムを購入したり、
メンバーも来日公演を果たしたりで、
再放送を機にちょっとしたモンキーズ・ブームが沸き起こったのであった。

今思い起こすと、
デイヴィー以外、
辛うじてピーター・トークも許すとして、
ミッキー・ドレンツとマイケル・ネスミスのどこがアイドルだったのだろうか?
とは思うものの、
ビートルズに対抗し、
米ショービズ界が仕掛けた、
作られたアイドルが、
徐々に自我に目覚めていくという彼等の物語は、
「事実は小説より奇なり」よろしく興味深い事実で、
その後もライノの4枚組ボックス・セットを買う等、
個人的には愛着あるグループであり続けているのである。

「デイドリーム・ビリーヴァー」は勿論の事、
「自由になりたい」「あの娘を忘れろ」
「ホールド・オン・ガール」「灰色の影」とか、
バラードや甘いメロディにぴったりの甘い歌声と、
唯一アイドルらしい可愛らしいルックスだった
デイヴィー・ジョーンズさんに、
哀悼の意を捧げつつ、
個人的モンキーズ体験を綴ってみました。


posted at 17:01:48 on 03/02/12 by sammartino - Category: 新着

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