1.CHRIS WHITLEY 「Din Of Ecstasy」
2.CHRIS WHITLEY 「Terra Incognita」
3.ギルビー・クラーク 「ポーンショップ・ギターズ」
4.ロジャー・マッギン 「バック・フロム・リオ」
5.SONNY LANDRETH 「Down In Louisana」
以上、本日の追加分です。ギタリストのアルバムという感じでまとめました。
4のUS盤がまだ廃盤でない以外、全て現在、廃盤です。
5は未開封品で未聴、4は以前からの愛聴盤、1〜3は今回再生確認で初めて聴きましたが、1,2のクリス・ウィートリーはお薦めです。ノイズを垂れ流すのではなく、あくまで冷徹に計算され尽くしたノイジーなギタリストという感じで、ドブロの名手はエレキを持っても凄かったという事を確認できる2枚です。
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4を聴くと、このアルバム・リリース2年後に行った、大感動の渋谷クアトロでのライヴを思い起こします。マッギン自身何度も「Great!」とか「Wonderful!」と連発していた素晴らしい観客達。このアルバムからは2曲くらいしかやらず、バーズ時代の名曲のオンパレードでしたが、この日のコアな観客はジーン・クラーク等のコーラス部を合唱するくらいに凄かった。今思い出しても鳥肌ものの、何度も涙ぐんでしまった感動のライヴでした。もちろん、このアルバムからの曲もみんな合唱。ただの懐メロ・ライヴにしなかった、あの日の観客達に感謝。あまりに良かったんで、最終日のCLUB CITTA’川崎のチケットも衝動買いして行きましたが、そちらは観客が増えた分、コアなファンの率も減り大して良くありませんでしたが。
マッギンと言えば、12弦のリッケンバッカーのイメージが強いですが、自分としてはボブ・ディラン風ながらも、もう少し線の細い震えるような声が最大の魅力で、彼を崇拝する後輩アーティストに支えられ制作された本作では、その声もギターも充分に堪能できる一枚となっています。