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15 May

5月15日新着CD&連載第5回「た、棚が死んでるんだな〜」

1.MARK ISHAM 「Castalia」
2.ステルヴィオ・チプリアーニ 「アモロッサ!チプリアーニ」
3.BLUES BROTHERS 「Briefcase Full Of Blues」
4.オリジナル・キャスト盤 「ユーリンタウン」
5.サウンドトラック2 featuring ヴォンダ・シェパード 「アリー・myラブ〜ハート・アンド・ソウル〜」
6.淀川長治 「CD洋画劇場? ジョン・フォード/駅馬車/男の世界」
7.V.A. 「Bistro Erotica Italia」
8.V.A. 「This Is Cult Fiction」
9.バラネスク・カルテット 「ルミニッツァ」
10.エリック・サティ 「3つのジムノペディ」
11.PAUL WINTER 「Callings」
12.ROGER ENO 「Between Tides」
13.YMA SUMAC 「The Mambo!」
14.V.A. 「Re/Search: Incredibly Strange Music Volume ?」

以上、本日の追加分です。

本日は朝イチに通院して初胃カメラ。
口からよりは楽との事ながら、
さすがに鼻から身体の中に侵入していくカメラというのは、
耐えられないツラさではないが、
何度もやりたいものではなく、
有難い事に特にポリープ等はなかったようだが、
少し胃が炎症を起こして赤くなっているとの事で、
組織を切除される。
結果は2週間後。
何もなければ万々歳なのだが。

それでは本日も連載の続きを。
5回目の本日は題して「た、棚が死んでるんだな〜」の巻。

開店前の溜め息リスニング後には毎朝、
新入りとしては掃き掃除や拭き掃除をしなくてはならないのだが、
仕事が始まるとそうゆっくり棚を見ている時間は無いので、
この時に掃除をしながら店の棚を見るのは、
音楽好きとしては結構楽しい時間であった。
そしてこの時いつも感じていたのは、
町のCDショップにしては在庫量は多いにも関わらず、
ああ、この店は音楽をあまり知らないなという、
音楽好きが見ると一発でばれてしまうような品揃え。
芦屋雁之介の山下清風に言うと、
「た、棚が死んでるんだな〜」という感じ。
溜め息部長が休みの時等に、
先輩の三沢さん相手に、
少しづつ部長への不満を吐露するようにはなるのだが、
三沢さんは非常に真面目で、
中々、悪口的な誘導尋問には乗ってこないのであるが、
となると、こちらも作戦を変更し、
まずはこの店の棚が死んでいる事を積極的にアピールし、
そこのところの不満のガス抜きを試みたのだが、
さすがにこの点については、
真面目な三沢さんも陥落。
音楽好きの血が騒いだのか、
この不満話しには大いに乗ってくれて、
少しずつだが商品補充の発注をかけられるようになった三沢さんと二人で、
基礎知識が明らかに欠如しているくせに、
ほぼ一手に在庫管理、発注を行っている溜め息部長の間隙をぬって、
独断と偏見で切り捨てられてしまった
CDの救出作戦を敢行するようになったのであった。(続く)
18:38:04 - sammartino - - TrackBacks