オンライン中古CDショップ サンマルチノ 日記
新着案内ついでに日記

01 August

2012年 8月1日新着CD&発送お休みのお知らせ

1.DUKE ELLINGTON 「Ken Burns Jazz」
2.AHMAD JAMAL 「Ahmad's Blues」
3.DAVE BRUBECK QUARTET 「The Great Concerts」
4.ジョン&ミリヤナ・ルイス 「ゴールドベルグ・ヴァリエーション パート2(J.S.バッハ:ゴールドベルグ・ヴァリエーションによる)」
5.CECIL TAYLOR 「Jazz Advance」
6.JOHN LURIE 「Fishing With John」
7.ROY NATHANSON & ANTHONY COLEMAN 「The Coming Great Millenium...」
8.ANTONIO HART 「Here I Stand」
9.ブランフォード・マルサリス 「エターナル」
10.JOSHUA REDMAN QUARTET 「Passage Of Time」
11.JOSHUA REDMAN ELASTIC BAND 「Momentum」
12.LEON PARKER 「Above & Below」
13.MARC JOHNSON 「The Sound Of Summer Running」
14.STEVE COLEMAN AND FIVE ELEMENTS 「Def Trance Beat(Modalities Of Rhythm)」
15.V.A. 「ザ・ギタリスト/プレイズ・ビートルズ」
16.チャック・ローブ 「ニューヨーク25時」
17.DAVID SANBORN 「Close Up」
18.ジミ・タンネル 「トライラテラル・コミッション」
19.LONNIE LISTON SMITH 「Introducing Lonnie Liston Smith」
20.ESTHER PHILLIPS 「What A Diff'rence A Day Makes」 
21.ルー・ロウルズ 「ポートレイト・オブ・ザ・ブルース」
22.NEW YORK VOICES 「What's Inside」

本日、ジャズ/フュージョン関連の新着&再入荷分を計22枚を、
新着コーナーにアップしました。
また誠に勝手ながら
8月 4日(土)
8月 6日(月)の両日、
全ての発送をお休みさせて頂きます。
相変わらずご不便をおかけして申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

当店のツイッターをフォローして頂いているお客様や、
フォローはしていないけど御覧頂いている方には、
本ブログとは異なり、
結構ツイッター上では政治や社会の事等に、
苛々と憤っている店主の嘆きをお読み頂いた事もあると思う。
ここ長らく大阪の橋下市長が文楽の補助金カットについて、
また文楽の中身に関してまでも余計なお世話な発言を繰り返しているのも、
ツイッターをチェックされている方の中には、
ご存知の方も多い事だろう。
自分も一連の発言に憤り、
市長を揶揄するツイート等を続けている訳だが、
本日は、いつものように熱くならずに、
ちょっと冷静に考察してみたツイートをお昼に連投してみたので、
折角の長文となったので若干リミックスして、
連投ツイートを以下に転載しようと思う。
今回は平易さを大事にしたので、
ツイートのまま、
ですます調のまま転載致します。

橋下激情を考えるにあたって、
小泉劇場の総括というか、
小泉改革後に浮き彫りになった問題は、
改めて思い返してみても良いと思いますが、
今回は争点がずれるので置いておきます。
何かと橋下市長、維新の会と似たところのある小泉ブーム時に、
同政権が主な支持基盤として想定した概念に、
B層というものがある事をご存知でしょうか?
自分なりに要約すると、
政治や社会問題等への意識があまり高く無く、
イメージや印象操作に乗り易い人達をB層と規定し、
この層を支持層と想定しているのは小泉政権も、
橋下市長及び維新の会も同じではないかと思います。
「若くて決断力がありそう」
「意見をはっきり言う」等の、
肝心の政策内容までには踏み込まない談話を、
小泉、橋下両氏を支持する意見として、
テレビのニュース等で聞いた事があるのではないでしょうか?
また橋下市長の場合はこれらのB層とは異なり、
今回の場合だと
「文楽とかクラシックって気取ってる」とか
「客も入らないのに税金で補助されてる」等と感じるような、
現状に対して意見や不満がある層も、
同時に捕り込もうとしているように思われます。
この層は基本的に短絡的にものを考えがちなタイプ、
中には論理的な人もいるのでしょうが、
どちらかというと自分の考えに固執する、
想像力があまり働かないタイプが多いかなと、
あくまで個人的な印象ですが思っています。
このような層を自分の支持層と想定しているので、
今回のように文楽に対してのお門違いの批評
(天下りの点等、部分的には正論も含んでいます)をしつこく繰り返し、
文楽擁護派を怒らせるのは、吝かで無いのでしょう。
何しろ、文楽を擁護するような(橋下市長の言うところの)自称インテリは、
彼を支持する層とは想定されておらず、
何なら自分の支持層と敵対させても良いくらいに考えているようにも感じます。
ですから、橋下市長の文楽攻撃に熱くなって反論したところで、
それは橋下市長にとっては思う壺で、
橋下市長のロジックを真似しがちの彼の支持者にとっても、
またインテリぶった奴等が論点ずらして気取った事言ってる等と
思うだけなのではないでしょうか?
だからといって文楽擁護派が黙ってしまうのも問題なので、
黙らずに声を上げて欲しいですし、
特にツイッターやネットをやらない人達にも、
こういう事があるという事を、
是非とも話して欲しいと思います。
自分のように文楽を嗜まない、
造詣も深くない人間が、
今回の橋下市長の一連の文楽攻撃に反発するのは、
彼があらゆるところに持ち出す市場の原理、
収益性の高さを重視し過ぎる考えに同意できないからです。
文楽擁護派も、
あまりの橋下市長のしつこさと傲慢な物言い、
詳しい方にとっては頓珍漢な批評に呆れ、
「文化音痴」と小馬鹿にしてしまいがちですが、
上記のような自分の支持層の選別等、
中々強かに計算しているのは間違いないと思います。
ですので、
支持層の選別、分断を計る事を、
橋下市長は想定して呟いているという考えもある事を、
頭の片隅に入れて文楽を擁護し続けて欲しいと思います。
そして文楽に興味が無く、
補助なんてしなくていいと漠然と思っている方々も、
橋下市長のような文楽への物言いが、
自分の興味のある分野に対して吐かれた場合、
自分がどう感じるかを想像してみて欲しいものです。
それがどれだけ失礼で、侮辱に感ずるかを、
ジョン・レノンでは無いですが「想像(imagine)」して欲しいのです。
長々と偉そうに書いてきましたが、
自分もすぐ熱くなって、
橋ポトC調(ポトはポル・ポトのポト)等と揶揄したツイートをしてしまいがちなのですが...。
そんな時は思う壺にはまってやったと、
開き直って精神衛生を保つのも良し、
時に熱く、時に冷静に、
思考を柔軟にしていければと、
自戒を込めて、
長々と失礼致しました。
14:07:22 - sammartino - - TrackBacks