オンライン中古CDショップ サンマルチノ 日記
新着案内ついでに日記

19 September

2012年 9月19日新着CD&発送お休みのお知らせ

1.THE BEATNUTS 「A Musical Massacre」
2.KRS-ONE 「The Mix Tape」
3.BUSTA RHYMES 「The Coming」
4.NOREAGA 「N.O.R.E.」
5.COMMON(COMMON SENSE) 「Resurrection」
6.DJ CLUE? 「The Professional」
7.DEF SQUAD 「El Nino」
8.GANG STARR 「Moment Of Truth」
9.JOE BUDDEN 「Mood Muzik Volume 2(Can It Get Any Worse)」
10.カーティス・マントロニク 「ライヴ・フロム・ザ・ブリーディング・エッジ」
11.MASTA ACE INCORPORATED 「Sittin' On Chrome」
12.NICE & SMOOTH 「Nice & Smoooth」
13.CHUCK D 「Autobiography Of Mistachuck」
14.QUEEN LATIFAH 「All Hail The Queen」
15.THE ROOTS 「The Tipping Point」
16.SLICK RICK 「Behind Bars」
17.SWIZZ BEATZ 「One Man Band Man」
18.CYPRESS HILL 「Black Sunday」
19.DAZ DILLINGER 「Tha Dogg Pound Gangsta LP」
20.DOMINO 「Physical Funk」
21.LIL WAYNE 「500 DEGREEZ」
22.BIIRDMAN & LIL WAYNE 「Like Father, Like Son」
23.スリー・6・マフィア 「MOST KNOWN UNKNOWN」

本日、ヒップホップ関連の新着&再入荷分を計23枚を、
新着コーナーにアップしました。
また毎週の事ですが、
今週も土曜日と月曜日、
9月22日(土)
9月24日(月)の両日、
全ての発送をお休みさせて頂きます。
相変わらずご不便をおかけして申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

デイヴィッド・ミーアマン・スコット+ブライアン・ハリガン著、
『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』読了。
野球中継の無い時期にTBSラジオでやっていた、
『柳瀬博一ターミナル』で紹介されていたのを聴き、
自分の書籍購入候補リストに入れていたものの、
何かと読みたい本が多い上に、
本を読む時間が少なく、
中々、一冊を読み終えるのに時間が掛かる中、
漸く手にした一冊。

自分はデッドヘッズという程には
デッドを好きな訳で無く、
アルバムも数枚程度しか所有していないのだが、
それでもまぁ基本的な事、
デッドがどのようなスタイルで、
音楽活動を続けていたかという事は知っていたので、
そういう人間からすると、
この本の事を聴いた時、
デッドとマーケティングを結びつけるなんてお見事!と、
その組み合わせを思いついた時点で、
勝負あったなと思った次第。

で漸く読み終えた訳だが、
昨今のビジネスにおけるマーケティングの中に、
如何にデッド的な考えが採り入れられているかという事を、
多くの事例を添えて紹介している、
まさにデッドからマーケティングを学ぶというタイトルに、
偽り無しの内容。
ただ個人的には読み終えてみると、
ちょっと物足りない。
まずデッドに関してだが、
基本的な事以上の事は掘り下げられておらず、
知らなかった!というような事は書かれていない。
そしてもう一点は、
これは読者である自分に問題があるためだが、
マーケティングなんていう、
矮小なスケールに、
デッドの活動スタイルが貶められているように感じてしまう点。
この本は文字通りにマーケティング本であり、
デッドの活動スタイルからマーケティングを学ぶという本なのであるから、
それ以上のものを求める自分に問題があるのは判っているのだが、
マーケティングなんて事を恐らく、
それほど意識せずに活動をしていたデッドが、
裏を返せば優れたマーケティングを展開していたという話しを、
幾つもの事例を交えながら考察している本なので、
著者には何の落ち度も無い。
要はデッドの音楽や彼等の活動スタイルから、
「マーケティングなんてせせこましい事考えずに、
自由に行こうぜ!」
というメッセージを聴きとってしまう自分の方に大いに問題があり、
読者として不適格という、
全くチンピラのような言いがかりに過ぎない。
平にご容赦。
16:06:13 - sammartino - - TrackBacks